こんにちは。
ジェイバンコミュニケーション講師の駒野あゆみです。
先日、不二越工業高校へ伺ってきました。
教職員向けのこころとからだの健康講座、ということで、今回コミュニケーション講座のご依頼をいただきました。
題は「ストレスをためないコミュニケーション術~自分と相手との違いを知る~」
当日は、期末テスト期間の午後を利用しての講座になりました。
先生方って、授業に部活にお忙しいですもんね~。
こんな時くらいしか時間がとれない・・とお話されていました。
ストレスチェック制度
まずは校長先生のご挨拶から始まり、その中での「ストレスチェック制度」について触れられていたのが新鮮でした。
みなさんはこの12月からストレスチェック制度が義務化されたのをご存じですか?
今のところ、対象は従業員50人以上の企業になっていて、精神的に過度な負担を感じている従業員がいないかを企業側が調べて提出するものです。
私の中では、なんとなく企業向けのものだなぁ~とぼんやり感じていたのですが、高校の校長先生からそのお話が出たことが意外に感じました。
それほど、企業でも教育現場でもストレス対処への関心が高いことをあらためて認識させられました。
言葉の受け取り方の違いを体感
当日は、前もって受け取っていた先生方のデータをもとに調べた、3つのタイプに分かれて座っていただきました。
心理統計学によると、この3つのタイプによって、ことばの感じ方・受け取り方が全く異なることがわかります。
最初、研修室を見渡した時、ほとんどが男性で、それも人生経験のある先生方ばかりで、私としてはとても緊張して始まった講座でした。
でも、途中からどんどん間を回ってマイクを向けると、みなさんしっかり意見を述べてくださり、そのお互いの意見で先生方が爆笑しているという和気あいあいとした雰囲気に助けられました。
パワーポイントを使って写し出されるほめ言葉の例で・・・
先生A「やっぱりこの反応が嬉しいですね~。他のでは物足りないです。」
同じ言葉でも・・・
先生B「そこまで言われると、なんかうそっぽくて信用できません。」
~会場笑い~
先生C「ちゃんと見ていてくれてきちんと評価してくれてる感じが嬉しいです。」
同じ言葉でも・・・
先生D「なんか細かすぎて逆にイヤミに感じます。」
~会場笑い~
やはり、普段のお互いを知っている者同士だからこそ出る笑いですね。
不二越工業高校の先生方の普段の様子を垣間見た温かい講座になりました。
今回、色々と準備してくださったS先生、ありがとうございました。
そして、お忙しい中参加してくださった先生方、ありがとうございました。
ご感想の1部を紹介させていただきます↓↓↓
*今回の講演で、タイプ別の特性を知り、本校の生徒やわが子への
関わり方を見直すきっかけになりました。
*面白い内容のお話で、とても興味深いものでした。
HPでも診断できると知り、
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心理統計学では、たった3つの価値観が違うだけでも、響く声かけが違うことがわかります。
行動するきっかけが違うことがわかります。
つまり、相手によって、かける言葉やチラシに使うキャッチコピーも使い分けることが出来るのです。
教育現場にも、ご家族にも、病院にも、介護にも、お客さまにも、営業にも、職場にも・・・
使える可能性は無限大です。